兵庫県のアメダス観測所

気象官署が1箇所(神戸地方気象台)、航空気象観測所が1箇所(神戸空港)あります。

日本海から瀬戸内海まで続いている県です。さらに淡路島などの瀬戸内海の島を抱えています。

訪問は、2013年です。


《地域気象観測所・地域雨量観測所》

— 香住アメダス —香住(かすみ)[北部 | 但馬北部]
美方郡香美町香住区森(みかたぐん かみちょう かすみく もり)
観測要素:降水量,風向・風速,気温,日照時間,積雪深
県北部の日本海に面した町です。観測所も海に近い地区にありますが、海までは少し距離があります。周辺は農地で見通しが良くなっていますが、東側に建物が建っています。
— 温泉アメダス —温泉(おんせん)[北部 | 但馬北部]
美方郡新温泉町桐岡(みかたぐん しんおんせんちょう きりおか)
観測要素:降水量
県の一番北西側の町で、旧・温泉町(おんせんちょう)だった地区になります。町の名前の元にもなった湯村の温泉街から、さらに山間の方へ入って行ったところです。観測所の周りは すっかり草木に覆われてしまっていました。
— 兎和野高原アメダス —兎和野高原(うわのこうげん)[北部 | 但馬北部]
美方郡香美町村岡区宿(みかたぐん かみちょう むらおかく やど)
観測要素:降水量,風向・風速,気温,日照時間,積雪深
県北部の高原地帯で、海抜540mの地点です。2005年に旧・村岡町(むらおかちょう)の町中から移転してきましたが、2007年までは観測所名が「村岡」でした(見に行った時はフェンスの表示が「村岡地域気象観測所」のままでした)。
— 大屋アメダス —大屋(おおや)[北部 | 但馬南部]
養父市大屋町山路(やぶし おおやちょう やまじ)
観測要素:降水量
県北部の市で、その中の どちらかと言うと西部の地区になります。町の中心部と言って良いところで、周辺は建物が建ち並んでいます。建物の屋上に雨量計が確認できました。
— 八鹿アメダス —八鹿(ようか)[北部 | 但馬南部]
養父市八鹿町高柳(やぶし ようかちょう たかやなぎ)
観測要素:降水量
こちらは市の北東側の地区です。中心部からは離れた所で、周辺に住宅などは見当たりません。2005年に現在の場所に移転して来たようです。フェンスの中は人工芝が敷かれています。
— 和田山アメダス —和田山(わだやま)[北部 | 但馬南部]
朝来市和田山町枚田(あさごし わだやまちょう ひらた)
観測要素:降水量,風向・風速,気温,日照時間,積雪深
県北東部の市で、京都府との府県境にも近いところです。旧・朝来郡和田山町(あさごぐん わだやまちょう)の市街地からは外れた場所に観測所があります。周辺は農地なのですが、最近になって商業施設が造られたりしているようです。露場は人工芝が敷かれています。
— 生野アメダス —生野(いくの)[北部 | 但馬南部]
朝来市生野町口銀谷(あさごし いくのちょう くちがなや)
観測要素:降水量,風向・風速,気温,日照時間
こちらは市の一番南側の地区になります。旧・朝来郡生野町(あさごぐん いくのちょう)の中心市街地に観測所が設置されています。すぐ西側にコンクリート造の建物があり、東側には樹木が生えています。
— 柏原アメダス —柏原(かいばら)[南部 | 北播丹波]
丹波市柏原町柏原(たんばし かいばらちょう かいばら)
観測要素:降水量,風向・風速,気温,日照時間
県東部の市です。旧・氷上郡柏原町(ひかみぐん かいばらちょう)の中心市街地に近い所に観測所があります。周辺は、東側が農地で開けていますが、南北に建物が見られます。2013年に写真の場所へ移設されてきました。
— 佐用アメダス —佐用(さよう)[南部 | 播磨北西部]
佐用郡佐用町円應寺(さようぐん さようちょう えんのうじ)
観測要素:降水量
県西部の町で、岡山県との県境に接しています。北側に農地を控える場所に雨量計があります。地名の読み方は、元々は「さよ」と伸ばさないものだったそうですが(鉄道の駅名は、こちら)、今は「さよう」が正式な町の読み方になっています。
— 一宮アメダス —一宮(いちのみや)[南部 | 播磨北西部]
宍粟市一宮町東市場(しそうし いちのみやちょう ひがしいちば)
観測要素:降水量,風向・風速,気温,日照時間
県西部の市で、岡山県と鳥取県の両方と境を接しています。旧・宍粟郡一宮町(しそうぐん いちのみやちょう)の中心部に近い地区です。町の中から少し高台へ登って行った所に観測所があります。南方向の見晴らしが良くなっています。
— 福崎アメダス —福崎(ふくさき)[南部 | 播磨北西部]
神崎郡福崎町福崎新(かんざきぐん ふくさきちょう ふくさきしん)
観測要素:降水量,風向・風速,気温,日照時間
県中部の南側に位置する町です。中心市街地の小さな川の畔に観測所があります。風向風速計は建物の屋上(写真右端)、温度計と雨量計は地表の露場(写真左端)に設置されています。すぐ北側を高速道路の高架橋が通ります。
— 西脇アメダス —西脇(にしわき)[南部 | 北播丹波]
西脇市上比延町(にしわきし かみひえちょう)
観測要素:降水量,風向・風速,気温,日照時間
県南東部の内陸の市です。市街地から外れたところで、北緯35度・東経135度の地点の近くに観測所があります。露場は背の低い樹で囲ってあります。東側に建物や小高い山(古墳)があります。
— 後川アメダス —後川(しつかわ)[南部 | 北播丹波]
篠山市後川上(ささやまし しつかわかみ)
観測要素:降水量
県東部の市で、京都府・大阪府との境に接しています。篠山城のある市街地の地区から山一つ越えた山間の町に観測所があります。雨量計の周囲にロープが張られていました。
— 上郡アメダス —上郡(かみごおり)[南部 | 播磨南西部]
赤穂郡上郡町與井(あこうぐん かみごおりちょう よい)
観測要素:降水量,風向・風速,気温,日照時間
県南西部の町です。町役場や鉄道の駅を抱える所からは少し外れた、農地の広がる地区に観測所があります。露場の周りに樹が生えており、あまり良い角度で写真が撮れませんでした。
— 三田アメダス —三田(さんだ)[南部 | 阪神]
三田市下深田(さんだし しもふかた)
観測要素:降水量,風向・風速,気温,日照時間
県南東部の市です。市街地の外れと言った所に観測所が設けられています。塔の上に風向風速計と日照計が設置され、写真奥に見える地表の露場に温度計と雨量計があります。
— 三木アメダス —三木(みき)[南部 | 播磨南東部]
三木市志染町広野(みきし しじみちょう ひろの)
観測要素:降水量,風向・風速,気温,日照時間
三田市とともに神戸市の北側に位置している市です。市の一番南側の地区になります。この辺りから海沿いにかけての地域には沢山ため池が造られていて、この観測所のすぐ南西側にも池があります。露場は草地になっています。
— 西宮アメダス —西宮(にしのみや)[南部 | 阪神]
西宮市奥畑(にしのみやし おくはた)
観測要素:降水量
県南東部の市です。住宅街の中に観測所があることは確認できました。おなじみのデータ変換装置収容箱が、道端に見えたのです。しかし、雨量計本体の姿は見ることが出来ませんでした。ここまで近付いた努力の証として、銘板の写真を載せます。
— 家島アメダス —家島(いえしま)[南部 | 播磨南西部]
姫路市家島町真浦(ひめじし いえしまちょう まうら)
観測要素:降水量,風向・風速,気温,日照時間
姫路市の瀬戸内海に浮かぶ家島の観測所です。高台の地区にあり、南北両方向に海が良く見えます(海抜88mとのことです)。公園のように整備された広場の隅に設置されています。日照計が隣の防災行政無線のスピーカーの柱に取り付けられています(写真右側)。
— 明石アメダス —明石(あかし)[南部 | 播磨南東部]
明石市二見町南二見(あかしし ふたみちょう みなみふたみ)
観測要素:降水量,風向・風速,気温,日照時間
子午線の街、明石市の観測所は、播磨灘の埋め立て地(人工島)に設置されています。写真手前の緑地が露場になっていて、温度計と雨量計があります。風向風速計と日照計は建物の屋上です。
— 郡家アメダス —郡家(ぐんげ)[南部 | 淡路島]
淡路市多賀(あわじし たが)
観測要素:降水量,風向・風速,気温,日照時間
淡路島の北西側の海岸地区です。古くは郡家村・郡家町だった地区ですが、現在の住所表記では郡家の隣になっています。郡家川の畔に観測所があります。周辺は、かなり建物が立て込んでいます。
— 南淡アメダス —南淡(なんだん)[南部 | 淡路島]
南あわじ市阿万塩屋町(みなみあわじし あましおやまち)
観測要素:降水量,風向・風速,気温,日照時間
淡路島の一番南の市で、旧・三原郡南淡町(みはらぐん なんだんちょう)だった地区になります。海岸までは1kmあまりの場所で、周辺は農地などが広がっています。露場は背の低い樹に三方を囲まれた感じになっています。

《特別地域気象観測所》

— 豊岡特別地域気象観測所 —豊岡(とよおか)[北部 | 但馬北部]
豊岡市桜町(とよおかし さくらまち)
市の中心市街地に観測所があります。周辺は住宅街になっており、すぐ南側にも建物が建っています。敷地の北側はフェンスに囲まれた空き地のように見えますが、そのうち何かが建ちそうに思われます。
— 姫路特別地域気象観測所 —姫路(ひめじ)[南部 | 播磨南西部]
姫路市神子岡前(ひめじし みこおかまえ)
姫路の街中の、小さな山の上に観測所があります(海抜38mだそうです)。姫路城からも、それほど離れていない場所です。コンクリート柱の上に、風向風速計と追尾式日照計が取り付けられています。露場はあまり良く見えませんでしたが、一応、測器は確認できました。
— 洲本特別地域気象観測所 —洲本(すもと)[南部 | 淡路島]
洲本市小路谷(すもとし おろだに)
洲本の市街地を見下ろす、洲本城の一角に観測所があります(海抜109m)。門の所に「洲本測候所」の表札が残されていました。周りはかなり樹が茂っています。一応、写真の中央辺りに露場が見え、右の方に測風塔が見えているのですが、上手く全体を収める撮影が出来ませんでした。

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