気象官署が1箇所(金沢地方気象台)、航空気象観測所が1箇所(三井[みい])あります。
南北に細長い県で、北の能登から南の加賀まで、風光明媚な見所が続いています。
訪問は、2012年から2015年にかけてです。
珠洲(すず) | [能登 | 能登北部] | |
珠洲市正院町正院(すずし しょういんまち しょういん) | ||
観測要素:降水量,風向・風速,気温,日照時間,積雪深 | ||
能登半島の先端の市です。市役所を抱える地区に観測所が設置されています。住宅街の一角で、畑や工場などもある地区です。街の中心部からは少し外れていますが、道路のすぐ脇という環境です。 |
門前(もんぜん) | [能登 | 能登北部] | |
輪島市門前町北川(わじまし もんぜんまち きたがわ) | ||
観測要素:降水量 | ||
能登半島の左肩に位置する市です。西側の海岸に近い地区に雨量観測所が設けられていて、辛うじて海が望める立地です。2014年に写真の位置へ移設が行われた模様です。周辺は農地が広がる地区で、住宅などの建物は少なくなっています。 | ||
移設前の様子もご紹介しておきます。同じ敷地の草地の中に雨量計だけがポツンと置いてある感じになっていました。場所を提供している施設の都合で雨量計を移す必要が生じたのでしょうか。 |
志賀(しか) | [能登 | 能登南部] | |
羽咋郡志賀町富来領家町甲(はくいぐん しかまち とぎりょうけまち こう) | ||
観測要素:降水量,風向・風速,気温,日照時間 | ||
輪島市から一つ南へ下った所に位置する町です。町役場を抱える中心部の地区に観測所が設置されています。増穂が浦という海岸に近いところですが、観測所から海は見えません。すぐ東側には細い道を挟んで住宅街があります。 |
七尾(ななお) | [能登 | 能登南部] | |
七尾市万行町(ななおし まんぎょうまち) | ||
観測要素:降水量,風向・風速,気温,日照時間,積雪深 | ||
能登半島の根元の東側を占めている市で、富山県と境を接しています。市街地の外れに観測所があります。周辺は公園の丘や住宅や林があって、あまり見通しが良い地区ではありません。 |
羽咋(はくい) | [能登 | 能登南部] | |
羽咋市旭町(はくいし あさひまち) | ||
観測要素:降水量,風向・風速,気温,日照時間 | ||
県中部の市です。庁舎の屋上に風向風速計と日照計があり、裏の露場に温度計と雨量計があります。写真は少々分かり辛いですが、手前の生け垣に囲まれたところが地表の露場です。 |
かほく | [加賀 | 加賀北部] | |
かほく市内日角井(かほくし うちひすみ い) | ||
観測要素:降水量,風向・風速,気温,日照時間 | ||
県中部の市です。高台の地区に観測所が設置されており、東方向の見晴らしが良くなっています。写真右端の樹木は、撮影場所の関係で映り込んでしまったもので、特に邪魔になるようなものではありません。 |
宝達清水(ほうだつしみず) | [能登 | 能登南部] | |
羽咋郡宝達清水町坪山(はくいぐん ほうだつしみずちょう つぼやま) | ||
観測要素:降水量 | ||
県中部の町です。高台の見晴らしの良い場所に雨量計が設置してあり、眼下に広がる平野を見渡すことが出来ます。データ変換装置の収容箱の表示板に「宝達清水」の名前が書かれた札が貼ってあったらしいのですが、それが剥がれて「山中地域気象観測所」という表示になってしまっていました。 |
医王山(いおうぜん) | [加賀 | 加賀北部] | |
金沢市小豆沢町(かなざわし あずきざわまち) | ||
観測要素:降水量 | ||
金沢市の東部、富山県との県境に股がる医王山山塊の一角に観測所が設けられています。周辺は、綺麗に整備された各種の施設が並んでいます。ここの海抜は420mとのことです。 |
小松(こまつ) | [加賀 | 加賀南部] | |
小松市今江町(こまつし いまえまち) | ||
観測要素:降水量,風向・風速,気温,日照時間 | ||
県南部の海沿いの市です。市街地からは少し外れた場所で、水路の脇に観測所があります。周辺は農地や住宅となっています。西側に広がる地区は干拓された土地のようです。 |
白山河内(はくさんかわち) | [加賀 | 加賀南部] | |
白山市河内町福岡(はくさんし かわちまち ふくおか) | ||
観測要素:降水量,風向・風速,気温,日照時間,積雪深 | ||
県南部の広い範囲を占める市です。当地区は、その真ん中辺りと言って良いでしょうか。東西を山に挟まれた谷間の地形になっています。周辺は農地が広がっていますが、西側に駐車場や建物があります。露場に雪尺が置いてありました。2014年に、次に紹介する白山吉野から移設された観測所です。 |
白山吉野(はくさんよしの) [旧] | ||
白山市吉野壬(はくさんし よしの じん) | ||
移設前の観測所の様子です。建物の北側に露場が設けられ、周りに駐車車両や物置があって、あまり風通しが良くは見えませんでした。すぐ西側の脇を川が流れ、小さな渓谷になっていました。 |
加賀菅谷(かがすがたに) | [加賀 | 加賀南部] | |
加賀市山中温泉菅谷町(かがし やまなかおんせん すがたにまち) | ||
観測要素:降水量,風向・風速,気温,日照時間,積雪深 | ||
県南部の温泉の町で、温泉街からは外れた所に観測所があります。2013年に すぐ隣の栢野(かやの)から観測所が移設されてきました。露場は草が敷かれています。西側に樹木が茂っていて、そちらの方向は あまり見通しが良くありません。 |
白山白峰(はくさんしらみね) | [加賀 | 加賀南部] | |
白山市白峰(はくさんし しらみね) | ||
観測要素:降水量 | ||
南北に広がる白山市の南側の地区になります。福井県との県境にも近い所です。装置には「白峰地域雨量観測所」と表示が付いていました。写真奥の方に、気象庁でない機関が設置した積雪計が見えます。 |
舳倉島(へぐらじま) | [能登 | 能登北部] | |
輪島市海士町舳倉島高見(わじまし あままち へぐらじま たかみ) | ||
観測要素:降水量 | ||
輪島の港からほぼ真っ直ぐ北へ50kmほどの日本海に浮かぶ、小さな島です。港を見下ろす高台(海抜8m。これでも、島の中では高い方)に雨量計があります。設備が全体的にダークブラウンに塗装されています。2014年に観測網強化のため新設された観測所です。 |
輪島(わじま) | [能登 | 能登北部] | |
輪島市鳳至町畠田(わじまし ふげしまち はたけだ) | ||
ラジオ気象通報で読み上げられる観測所の一つです。能登半島の北岸、日本海を望む輪島の街です。ただし、観測所から海は見えません。建物南側に広い敷地を確保して露場が設けられています。写真には映っていませんが、ゾンデを打ち上げる高層気象観測の施設もあります。
建物屋上に風向風速計は見えましたが、日照計を確認することが出来ませんでした。地上からは見えない位置に取り付けられているのかもしれません。 |
防災気象情報 > アメダス|石川県(気象庁)
気象観測地点一覧(金沢地方気象台)
アメダス統計 - 石川(デジタル台風 - 国立情報学研究所)
このページは、個人の趣味により書かれています。公的機関とは一切関係ありません。アメダスに関する詳しい情報は気象庁のサイトをご覧ください。
写真が小さい・地図が無い・緯度経度が無い・設置場所の説明が大まかすぎる、など、多分に不親切なページですが、意図的に そうしています。特に設置場所については、個別のご質問にもお答えできません。もし、記載内容や写真から推測できたとしても、場所を提供している関係者の方に直接お問い合わせすることはおやめください。気象庁ウェブサイトのFAQも併せてお読みください。
アメダスの観測機器は、気象に関する情報を実地に収集する大切な装置です。悪戯などは絶対にしないでください(法律にも禁止規定があります)。
- 気象業務法 第三十七条
- 何人も、正当な理由がないのに、気象庁若しくは第六条第一項若しくは第二項の規定により技術上の基準に従つてしなければならない気象の観測を行う者が屋外に設置する気象測器又は気象、地象(地震にあつては、地震動に限る。)、津波、高潮、波浪若しくは洪水についての警報の標識を壊し、移し、その他これらの気象測器又は標識の効用を害する行為をしてはならない。
- 第四十四条
- 第三十七条の規定に違反した者は、三年以下の懲役若しくは百万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。